2013年02月01日
先週の続き
よねやうがみんしょうらん!!
うがみんしょうらん(こんにちは)に、よねや(今夜は)を付けると「こんばんわ」になるんですね
改めて書いてみると、なんだか面白い(^^)
久々に深夜の投稿です
あまし日常では聞きませんよね~ 「うがみんしょうらん」って。。。
いつ頃まで日常の挨拶として頻繁に使われていたんでしょうね?
最近は、病院なんかで高齢の方が交わす挨拶は
「元気しーもんにゃ~?」「元気あってぃな~?」をよく聞きます
こんなふうに、言語も暮らしもどんどん変わっていくのだな~
なーんて事を、たまにですが思ったりします
夜なもんで脱線気味です
(いーえ、汝は何時でも何処でもどんな話題でも脱線してますよ)
私から私へのメッセージ
えーと。。 先週の続きです
拓く5ではなく6でしたね(>_<)
中山清美先生の「地域の文化遺産と学校教育」
後半部分 学校教育の報告の報告です
ケンムンを恐ろしい妖怪と捉えず、自然の守り神と捉え、子供達にケンムンについて考えさせるという、子供達向けの自然環境教育、またはシマ学習の取り組みの紹介だったかと記憶しています。
ケンムンの話というのは、子供でなくても大人だってワクワクさせられるものです。
恐い存在でありながらも、どこか親近感もある不思議な魅力を持つ妖怪ケンムン。
このケンムンをよりよく調べると、自然環境を学ぶ事と繋がる。シマ島が大好きになる!! これ本当の話!!
まず生息域(目撃談のよくある場所)を調べる。
それにはケンムンの話をよく知っている、高齢の方へ話を聞かなきゃいけなでしょ~
伝承話や実体験を生で聴く。こういう機会は私世代でも、ほとんど失われていたのですけど・・
グッときますね。なんか、うまく言葉で表現できないですけど、自分も遭遇したかのような、そんな気すらしてきます。
大人にもおススメします。グッときますから!
歴史を振り返ると、ここ最近ですよ。絵本やテレビやネットで物事を伝える、なんてのは。
それまで、ずーっと長い時間ムンバナシが主流の文化だったのですから。 ぜひ、子供達にも体験させたいです。
お前がすればって?? 私?? 無理無理(*_*) だって、皆さんご存知の通り、島一番の伝言ゲームがヘタな人間ですから(p_-)
まぁ、頑張りますけど。。
それで・・ 生息域を調べて・・ そこが人と自然界との境界だって事がわかるんですね。
里山だったり干瀬(リーフ)だったりするんです。
奥山とか外洋だったり、完全に自然だけの場所には居ないそうです。
結果、ケンムンは自然界と人間界との番人のような役割を果たしていることがわかる。のです!!
ケンムンの正体を暴きました。次に
最近めっきり目撃談が減ったケンムン。これは、どういう事が起こっているのか?
という問題提起を子供達にしてみて、自然環境を自ら考えてもらおう ということです。
自然とのなりわい とか 共生 って言葉は大人だって、なんかちょっと難しいですからね
身近なケンムンを活用して、これらをを学ぶことができる!
最近よく目にとまる足元の資源を活用する! いい取り組みだと思います。
伝承文化に触れるっていうのが、何よりですよね(^^)
ぜひ私の息子らにもケンムン調査して欲しいなぁ~ と思います。母のようにフレない程度で(p_-)
あと、子供達に民俗マップを作成させる。っていうお話もありましたよ(^^)
それと、こんな話もありました
子供達が自然環境やシマを学ぶには、年齢に応じ、段階を踏みながら教育すると良いそうです。
4~7歳は 家や保育園の周り。狭い範囲で身近にあるものへの興味を満たさせる
8~11歳は 探検心が出てくる頃なので、里山など近い自然とも触れ合うことができる
12~15歳は 森林や奥山探検もでき、また繁華街や街中、人の集まる場所への興味も新たに出てくる
私にとっては、今後の参考になります(^^)
最後に先生は、とても熱く熱く語ってくれました。
「今、群島全域で目指している世界自然遺産、本来ならば目指すものではない。
まず、奄美遺産の取り組み(敬い、守り、伝え、残す)、を島に住む一人一人が実践(実感)し、そこから世界遺産へと大きく繋がってくるのだ。」
あんなに熱く語る先生の姿を見たことがありません。 もう、守り伝え残すんだ!!という気迫がすごかったです。
私も先生の思いを強く受け止めて、毎月欠かさず公民館講座に参加します!!!
私にできる事ったら、こんな程度。。 でもいいじゃない??
報告は終了。最後の最後にスライドのケンムン君が泣くという珍事件で幕を閉じました。
そして・・・ 私の深夜の報告の報告も、終わりをむかえようとしています。
公民館講座「見て歩き」次回も本当に楽しみです☆
では、お休みなさいzzzz・・・
うがみんしょうらん(こんにちは)に、よねや(今夜は)を付けると「こんばんわ」になるんですね
改めて書いてみると、なんだか面白い(^^)
久々に深夜の投稿です
あまし日常では聞きませんよね~ 「うがみんしょうらん」って。。。
いつ頃まで日常の挨拶として頻繁に使われていたんでしょうね?
最近は、病院なんかで高齢の方が交わす挨拶は
「元気しーもんにゃ~?」「元気あってぃな~?」をよく聞きます
こんなふうに、言語も暮らしもどんどん変わっていくのだな~
なーんて事を、たまにですが思ったりします
夜なもんで脱線気味です
(いーえ、汝は何時でも何処でもどんな話題でも脱線してますよ)
私から私へのメッセージ
えーと。。 先週の続きです
拓く5ではなく6でしたね(>_<)
中山清美先生の「地域の文化遺産と学校教育」
後半部分 学校教育の報告の報告です
ケンムンを恐ろしい妖怪と捉えず、自然の守り神と捉え、子供達にケンムンについて考えさせるという、子供達向けの自然環境教育、またはシマ学習の取り組みの紹介だったかと記憶しています。
ケンムンの話というのは、子供でなくても大人だってワクワクさせられるものです。
恐い存在でありながらも、どこか親近感もある不思議な魅力を持つ妖怪ケンムン。
このケンムンをよりよく調べると、自然環境を学ぶ事と繋がる。シマ島が大好きになる!! これ本当の話!!
まず生息域(目撃談のよくある場所)を調べる。
それにはケンムンの話をよく知っている、高齢の方へ話を聞かなきゃいけなでしょ~
伝承話や実体験を生で聴く。こういう機会は私世代でも、ほとんど失われていたのですけど・・
グッときますね。なんか、うまく言葉で表現できないですけど、自分も遭遇したかのような、そんな気すらしてきます。
大人にもおススメします。グッときますから!
歴史を振り返ると、ここ最近ですよ。絵本やテレビやネットで物事を伝える、なんてのは。
それまで、ずーっと長い時間ムンバナシが主流の文化だったのですから。 ぜひ、子供達にも体験させたいです。
お前がすればって?? 私?? 無理無理(*_*) だって、皆さんご存知の通り、島一番の伝言ゲームがヘタな人間ですから(p_-)
まぁ、頑張りますけど。。
それで・・ 生息域を調べて・・ そこが人と自然界との境界だって事がわかるんですね。
里山だったり干瀬(リーフ)だったりするんです。
奥山とか外洋だったり、完全に自然だけの場所には居ないそうです。
結果、ケンムンは自然界と人間界との番人のような役割を果たしていることがわかる。のです!!
ケンムンの正体を暴きました。次に
最近めっきり目撃談が減ったケンムン。これは、どういう事が起こっているのか?
という問題提起を子供達にしてみて、自然環境を自ら考えてもらおう ということです。
自然とのなりわい とか 共生 って言葉は大人だって、なんかちょっと難しいですからね
身近なケンムンを活用して、これらをを学ぶことができる!
最近よく目にとまる足元の資源を活用する! いい取り組みだと思います。
伝承文化に触れるっていうのが、何よりですよね(^^)
ぜひ私の息子らにもケンムン調査して欲しいなぁ~ と思います。母のようにフレない程度で(p_-)
あと、子供達に民俗マップを作成させる。っていうお話もありましたよ(^^)
それと、こんな話もありました
子供達が自然環境やシマを学ぶには、年齢に応じ、段階を踏みながら教育すると良いそうです。
4~7歳は 家や保育園の周り。狭い範囲で身近にあるものへの興味を満たさせる
8~11歳は 探検心が出てくる頃なので、里山など近い自然とも触れ合うことができる
12~15歳は 森林や奥山探検もでき、また繁華街や街中、人の集まる場所への興味も新たに出てくる
私にとっては、今後の参考になります(^^)
最後に先生は、とても熱く熱く語ってくれました。
「今、群島全域で目指している世界自然遺産、本来ならば目指すものではない。
まず、奄美遺産の取り組み(敬い、守り、伝え、残す)、を島に住む一人一人が実践(実感)し、そこから世界遺産へと大きく繋がってくるのだ。」
あんなに熱く語る先生の姿を見たことがありません。 もう、守り伝え残すんだ!!という気迫がすごかったです。
私も先生の思いを強く受け止めて、毎月欠かさず公民館講座に参加します!!!
私にできる事ったら、こんな程度。。 でもいいじゃない??
報告は終了。最後の最後にスライドのケンムン君が泣くという珍事件で幕を閉じました。
そして・・・ 私の深夜の報告の報告も、終わりをむかえようとしています。
公民館講座「見て歩き」次回も本当に楽しみです☆
では、お休みなさいzzzz・・・
Posted by DEI
at 01:24
│Comments(5)
送って頂いたコメントが表示されるまで時間がかかる場合があります。ゆったりお待ちくださいね。
面白いのが、ケンムンの出るって場所には「大きなアホ木がある」っていわれてるところです。 実際いくと、違う木だったりするんですけど(>_<)
喜瀬ではケンムンとアホ木は必ずセットですね(*^_^*)
ケンムン話はそんなに聞けなかったですよ~
来週、遊びにいくんで聞かしてください!(^^)!
一人の方がケンムンのウンコの話や、シャコ貝に足をはさまれた話などきくことができました(^^)
恐いもの知らずの私も、一人では山へは入りきれませんよ~(@_@;)
一緒に探検してくださいな(*^_^*)
ヒジャマウイの投稿 楽しみに待ってますよ~
由美子
ケンムンに迷化された人が、発見されるまでの1~2晩 土団子やミミズなど
食べさせられたとの話がありますが、
喜瀬では、ケンムンはカタツムリも好物、そして魚の目それも片目だけとの
話が残っていますよ。 (初めて聞くお話かな?)
喜瀬にはケンムン話がいっぱいありますよ。 (本 ケンムン話集の中の半分
位はあるんじゃないかな、私はもうほとんど聞いた話忘れてしまったが。
私にはメモする習慣がなっかた。ー最近ある先生から注意うけ、メモ帳持
つようになったが手遅れ)
***奄美にもケンムンはカタツムリも食べると言う話があった***
アンマ (祖母) から半世紀以上も前に聞いた話なので
現在もこの話なさる方がいらっしゃるかは分からない
中学生の頃、山のアホ木の大木の根っこまで行ってたくさんのカタツムリの殻を見た事ありますが、今はちょっと怖くて一人では行けそうもない。
本間さんはok ?
次回は火邪魔追いの事 少し書きます。
ky
すみません。 悪いくせですね(>_<)
録音テープより、Yさんから直接聞く方が、きっと面白いですよ!(^^)!
喜瀬は「○○してはいけない」タブーが、今でも強く残ってる場所だと思います。
親のいいつけをよく守るシマだなぁ~ と私なんか感心してしまいますよ(^^)
Yさんや婆ちゃんを見てると、特にそれを感じます(*^_^*)
それだけに、珍しい慣習も残ってますよね~ 七夕だったり、戦後にヒジャマウイの行事があったり。
守り伝えるって、こういう事なんだろうな~と思いますよ(^^)
そのケンムンの出る場所って、アモレウナグの伝承もありますね
しかも、アモレウナグの伝承と「ケンムンは人間だった」という話が少しだけにているんですよ(>_<)
そこから、ケンムンにハマってしまったのですよ~
参考本
龍郷町史 「白浦のアモレウナグ」
恵原さんの有名なケンムンの本 タイトル忘れました(*^_^*)
こないだ読んだ本で新事実発覚しましたよ(p_-)
なんと! 沖縄ではカタツムリを食べていた!! らしいです(@_@;)
ビックリしました。。 さすがに土団子は食べていないと思います
ケンムン話はやっぱり面白いですよね!(^^)!
本間由美子
喜瀬ではケンムン体験者がまだ数人いますよ。
ケンムンちゃんが出没する所は喜瀬でも 村はづれのようです (村の入口でもある)。
面白い話の一つが 「トゥジ(嫁)通い」 の時に迷かされた方が二人いた事です。
(隣り村から喜瀬へ、喜瀬から隣り村へ行く時)
もう一つは
ある場所に家を建てたら、毎日のように異状現象が起き、引越しを余儀なくされた話 (家族全員で体験しているので本当のようです)
ここで問題なのは 異状現象を起こしたのが 「ケンムン」だったのか (姿は見ていらっしゃらない)。
それとも 私たちには理解できない現象だったのか。
この話は、昔の方が言っていた、神道には ゴミや木切れなど置いたり、塞いだりしてはいけないとの話に繋がるかもしれない。
ケンムンに迷かされた時の年齢は若年より高年が多いようであるが、
上記の2話はバリバリの青年たちが体験した話です。
この体験話は とても面白いので録音で残したいくらいです。
でい・でいの皆さんにも聞かせたい。
ky